気持ちだけは今も宇宙に飛び立っているのだけど・・・ 最高齢見学者???は 9□歳 コンピューターおばあちゃんたちは 夢見ています。 私(87歳)が先ず2017年7月28日 筑波宇宙センターを「一日保険」をかけずに下見に行ってきました。 凄ご~~い 怖わ~~い でも 宇宙に飛びたつ日を 待ちわびていま~~~す。 |
有難うございました。大川 |
2017年5月27日米寿お祝いオフ会を九段下のホテルグランドパレスで開きました。可愛い招き猫がソーラーで元気に手(?)を振り福を招き入れてくれます。ご出席最高齢は94歳。沖縄宮古島の会員桜井様から名物の黒糖の飴が皆様に送られて来ました。 三重県津市からご参加の中村茂郎様のご挨拶 |
2017年3月3日「NHKニュースシブ5時」で 当会のアイパットサロン風景が放映されました。 尚、後方のTシャツは毎年夏の前に創る世界で一つの マイTシャツで小さな孫のシャツ等もお婆ちゃんの楽しみです。 |
いつでも認知症患者さんの介護者のお話し相手をしています お爺ちゃん頑張っていますね!皆で一緒に応援です。 日本中のお仲間と 一緒にお喋り、大笑い、愚痴こぼし等など 笑って泣いて 皆一緒! |
2016年8月27日 ジェロントロジー(gerontology)老年学研究夏季セミナー 横浜国立大学で開かれた合同セミナーに参加しました。 各国の方々との話し合い等で充実したセミナーを 続けたいと思います。 横浜国立大学生(イスラエル)女性と大川 http://www.ando-lab.ynu.ac.jp/magazine/ 横浜国立大学 安藤研究室 お蔭さまでコンピューターおばあちゃんの会は発会20周年の記念全国オフ会を 2016年5月28日に帝国ホテルでお世話様になった方々と一緒に開くことが 出来ました。大勢の皆様のご指導のもと、ここまで参りました。 心からの感謝を申しあげます。 これからも爺婆一緒に元気で生きてまいります。よろしくお願い申しあげます。 「アッと爺婆ドッ混む」1997年から2016年までの当会の歴史は 第一巻から第八巻まで電子書籍化して販売しております。 尚、第九巻以後継続中 お祝いの言葉:津田大介氏 乾杯の音頭:泉淑子(淡路島) 閉会の言葉:佐藤より子(角館) 花束贈呈:米川達也 大川加世子 |
2016年6月12日クラシック好きな会員4人が N響の6月定期公演に招待をされました。 |
世田谷区の片隅、一人のお婆ちゃんがキッチンで 「高齢者がどんどんと増えて行く時代 こんな会があったら・・」と、 そんな夢を見続けて居ります。 (エフエム世田谷) 以下↓↓の赤いバーより再生ボタンをクリック頂くことにより放送が再生されます。 テーマ 生きがいと優しさが溢れる社会を! 放送2016年4月3日(日)11:30〜12:00 再放送2016年4月10日(日) 〃 〃 ゆるキャラ せたハチ君と握手 保坂区長と大川加世子 |
「津田大介 日本にプラス」 |
2016年3月9日、テレビ朝日CSテレ朝2チャンネル報道トーク番組 「津田大介 日本にプラス」にに出演しました。 孤立を防ぎ国内外の会員たちとのテレビ電話 スカイプサロンや独りで籠らずたくさんの会員と 毎日応援会話をしながらの男性の介護生活等、 当会の明るい試みを話しました。 掃除も一緒、料理も一緒、鍋を焦がせばすぐに、 「重曹で洗えばいいのよ!」の助っ人メール、笑いの中で応援です。 |
2015年11月17日2:00 日本経済新聞朝刊の電子版に 「高齢者の今後の超高齢化社会を どう生きるかを考えよう」 で当会のサロンが掲載されました。 |
当会では何年かに一度程ですが、 地方の高齢会員を表敬訪問いたします。 平成27年11月30日滋賀県彦根市の 高村千恵子様93歳をお訪ね致しました。 家集「今はなつかし」を至芸出版社から昭和59年に発刊され、 お元気に当会の俳句部会員をご指導下さっています。 これからも よろしく! |
平成27年9月13日、スカイプ利用でロス在住の会員竹村悦子様、 手術後間もない大嶋様、ご主人の介護生活の秋田県佐藤様が 「グランドシニアのこれからの生き方」という東京のサロンにご参加されました。 遠い方々も今後はテレビ電話で気軽に会合に参加出来る時代になりました。 このサロンと後日の電子版用大川個人の一生のインタビューが 一緒に11月17日の日本経済新聞電子版に 「高齢者から見た超高齢化」として掲載されました。 |
大嶋礼子様(東京)90歳 佐藤より子様(秋田県)83歳 |
平成27年9月18日KDDIサイトに大川と当会の活動が アップされました。 http://time-space.kddi.com/digicul-column/bunka/20150918 |
十本の街路樹植樹2年目の平成27年の夏は 7月から連日35度を超すという猛暑が続き、やっと8月12日に 「我らが百日紅たち」に逢いに行くことが出来ました、 少し盛りが過ぎて実がついていました。樹の背丈は 一年で見上げるばかりの成長振りです 来年こそ皆で揃って逢いに来ますからね。 大川 |
10月23日上野公園内創業明治8年の韻松亭で 平成27年度の寿七五三のお祝いをいたしました。 縁起物は葛飾北斎の富嶽三十六景の中で珍しい絵を4種類選び、 残り少ない日本のうちわ職人の方が 作ってくれたものをお配りしました。 |
奥に奥に続く鳥居の中で、あれっ皆どこに行ってしまったの?80歳代、90歳代とても元気です!! |
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2014年11月22日N響公演の前 ステージ見学と楽員トークの催しを して頂きました(会員と参加)。 2005年にクラシック好きな高齢者が 生きがいとなるボランティアをと お願いしてできた「ボランティアーズN」も 9年目になりました。 |
平成26年11月5日NHK朝の情報番組「あさイチ」が “電子書籍を楽しむ高齢者たち” で当会サロンを取材しました 旅行に多冊持参、文字の拡大、購入簡単、音声利用 |
平成26年10月31日から北海道新聞に 「独り暮らしを楽しむには・・・」 5回にわけて掲載され 第1日目紙面に コンピューターおばあちゃんの会と大川が掲載されました。 |
平成26年5月14日コンピューターおばあちゃんの会「18年のお仲間記念」に 「街路樹の充実」事業の一環として「マイ・ツリー」事業に参加 九段会館前と千代田区役所前の都道に計10本の 百日紅を植樹しメッセージプレートが取り付けられました。 これから先何十年も花を咲き続けてくれる若木に「思い出」を託しました。 プレートには 絆 と書き込みました。 http://youtu.be/6sctXJF_2OA |
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元 | 会員のお祝いをしました | ||
祖 | |||
還暦を過ぎ第二の人生が始まる70歳代から100歳と続く753のお祝いです | |||
平成25年10月24日六本木ANAホテル (松竹映画「くじけないで」とタイアップ企画) |
江戸千代紙で函を手作り、千社札を貼り壽七五三の千歳飴を納め完成です。 竹の笊を被る張り子の犬、 竹冠に犬 は「笑」 皆で笑って過ごしましょう。 |
祝詞 会員 河野弘子 iPad アプリsensuの筆で画きました |
https://itunes.apple.com/jp/book/atto-ye-podotto-hunmu-di-ba/id1135836574?ls=1&mt=11
2013年8月3日電子書籍普及シニアがけん引 「アッと爺婆ドッと混む」日経新聞に掲載される |
平成25年9月25日、NHKおはよう日本 首都圏に出演しました。 |
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25年3月28日 USTREAMミニコンサートを開きました。♪ 北海道から沖縄まで全国の会員のお茶の間に、そして海外の会員に USTREAMで懐かしい歌を配信いたしました。 歌は森山愛子さん 浜辺の歌 サントワマミー 青い山脈 約束 当会の [雨だれメール] (じじばばメール賛歌) etc. (雨だれとは ポッツンポッツンと 雨の滴が落ちてくる様子で 人差し指一本で ゆっくりとキーを打つ事で 一本指でいいのです、一本指がいいのです) |
NIKKEI x BS LIVE 「7PM」 BSJAPAN テレビ東京 「おばあちゃんたちのタブレット革命」 2013年2月12日 大川代表 日本経済新聞論説委員関口氏、村田アソシエイツ代表村田氏と対談 http://www.ustream.tv/recorded/29232522 |
平成25年2月7日韓国MBCTVが韓国正月ニュースに 「元気なコンピューターおばあちゃんの会」を取材しました 下はパソコンで描いた韓国の女性 (当日の取材風景です) |
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絆 | 平成24年元旦 初回 「お独り様の元日会」開催 獅子舞、梯子乗りの妙技に心酔し、お屠蘇の前にアイパッドで皆様の年賀状を読み、午後は慶應大学生とのコラボレーション「日本のお正月談議」で盛り上がりキャンドルナイト、 充実した楽しい元旦の一日でした。談議内容記録は大学に提出 東京新聞 取材 記事と写真 |
2011年3月15日~3月21日まで 2011 CSUN (California State University of Northridge)が主催する「テクノロジーと障害者高齢者 国際会議」に大川が参加しました。 サンディエゴで開催される世界最大規模の障害者支援技術会議。 帰路Apple/Google/Facebook本社、Stanford大学、PARC(ゼロックス・ パロアルト研究所)見学。 |
2012年12月3日 日本経済新聞電子版に 「孤独」から「i 」(愛)のある日常へ iPadのある生活で当会の記事と写真が掲載されました。 http://www.nikkei.com/article/DGXZZO49053120R01C12A2000000/ |
ロイター通信 EDITION U.S.(全世界配信)に Japan”computer grannies"grip Internet lifeline ”日本の「コンピューターおばあちゃん達」がインターネットライフラインを 握っている”8月24日に大川のインタビューの長文記事が掲載されました。 |
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2010年11月18日 東京大学産学連携 アンビエント社会基盤研究会で大川が講演しました |
平成24年(2012)7月8日中国中央テレビ(CCTV)が来日 コンピューターおばあちゃんの会を取材しました。 「 こ ん に ち わ 」 |
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アイパッドの翻訳ソフトを 使用して画面に声で入力すると声で中国語で返答 画面に大きな字が 現れました。 中国の高齢者の皆さま、 日本の高齢者の声が 届きましたでしょうか 届いたと信じています。 よろしくお願いたします。 |
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アイパッドの画面 |
2012年7月19日 中国中央テレビ(CCTV)が当会の活動を全国放映しました http://jingji.cntv.cn/2012/07/19/VIDE1342705326145695.shtml |
平成23年4月21日NHK朝の情報番組「あさイチ」に出演。 皆で 「スゴ技 Q」 をしました。 |
情報処理学会誌201212 特集電子書籍の未来 巻頭コラム 三婆物語(現代版)大川執筆 http://www.ipsj.or.jp/magazine/9faeag0000005ai9-att/IPSJ-MGN531202.pdf |
「コンピューターおばあちゃんと 一緒に学ぶはじめてのiPad入門」 を作りました。 大きな字大きな写真 初心者向きです |
「コンピューターおばあちゃんと 一緒に学ぶfacebook フェイスブック」で 「デジタル自分史」を作りました。 初心者向きです |
「コンピューターおばあちゃんと 一緒に学ぶ はじめての パソコン (Windows 8 対応) パソコンで工作 オリジナル豆本写真集等 |
「コンピューターおばあちゃんと 一緒に学ぶはじめてのiPad入門」 iPad/iPad mini 対応を作りました。 大きな字と大きな写真で もっとアイパットを楽しむ 初心者向きです |
平成24年10月6日「AERA」誌に掲載。 | |
電子政府・電子自治体関連システム体験会に コンピューターおばあちゃんの会参加、2012年11月14日 オーラルアーカイブシステム の4月に続き大学院生の2回目の 実験に参加しました。 明治時代からの新宿四谷 追分界隈 花園 神社、靖国通り、 新宿通り、甲州街道、昔の花柳界辺りを口述で記録。 大学院生は研究に没頭され、大学院を首席で卒業されました おめでとうございます |
24年11月29日静岡県御殿場市教育委員会視察団の 皆様と地域づくりについての座談会を世田谷区施設 北澤タウンホールで開きました。 |
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折 句 |
鳥海直躬 (iPhoneで撮影) |
https://www.icloud.com/journal/ja-jp/ #3;CAEQARoQyVbbyvaRwLNQc0CNtzesqg;0734EFA6-B5CF-4F08-9AC7- 266C40CDC816 |
春のオフ会の全国中継 2010年3月28日(日)シャングリ・ラホテル東京で 発会15年記念、春の全国オフ会を開きました。 入院中や、家族介護中の会員の皆さまに、また、 海外の会員の皆さまにオフ会の雰囲気を 「iPhone」で全国中継しました。ベットの上で、お茶の 間のパソコンで、ご参加の皆さまとご一緒に楽しさを 共有いたしましょう。日本全国、アメリカ会員、 マニラ会員など外国の会員からも鮮明に受信と 反応がありました。染めの老舗「丁子屋」作の 「寿づくし」の日本手ぬぐいも好評です。 ご協力: マイクロソフトK.K. |
窓外の東京スカイツリー オフ会翌日29日に 東京タワーを抜いて 日本一の高さに |
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iPhoneでUstream中継中 |
人間の心にはアナログが 一番響くの? コンピューターを 使わない似顔絵描きの コーナーの賑わい 嬉しい!! |
壽づくしの日本手ぬぐい参加賞 |
東京タワーの眼下 美しいしつらえの東京 芝 とうふや うかい |
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平成二十一年十月七日秋の全国オフ会を開きました。 |
長寿社会における高齢者の暮らし方と 健康に関する学術調査 (85歳研究に当会会員参加協力) |
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カリフォルニアにある隠退者村 ラグナウッド・ヴィレッジ情報 ここには乗馬クラブ他幾つものクラブ、趣味の部屋が275あります 様々なショウも開かれます。 男女に関わらず誰でも施設は利用できますが、男性の方々に人気の木工室です。この施設の中を11台のバスが連絡に走っております。街に出る時も利用します ラグナウッド 会員 畠山文代 |
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53歳から92歳の女性会員の アクアデットショウ |
20歳代から40年以上も国内外の山岳登山を 趣味とされる会員当摩つね様(68歳)は 今までの訪問国は オーストラリア スイス、 カナダマッキンリー アフリカ大陸、 ニュージーランド 英国、などなど数えきれず航空機で山を辿りながらの登山、酸素携帯もしばしばで左は登山口樹林を抜けカナダナイジェル・ピークの岩峰やアサバスカ・アンドロメダ等の3,000m級の山々が見えこれから気を引き締めて近くまで登ります |
会員五明晴子様(76歳)は2012年2月13日AM8時 キリマンジャロ5895mの登頂に成功されました(最高齢記録) |
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会員佐々木俊治さまは脊柱管狭窄症の手術をされその後、今年09年7月にスバルザカップ(海ほたる回航レース)とTOKYO'SCUP(大島レース)のヨットレースに出場、両レースとも最高齢者賞(77.6歳)を受賞されました。 ↓ 佐々木さまのヨット |
●鹿児島県嘉例川駅の張り紙をご覧下さい。 「明治36年1月15日開業木造駅舎嘉例川駅、百四歳に ないもした。全国からのお客様どうかおじゃったもんせ」 (104歳になりました 全国からのお客様どうぞおいでくださいませ) 鹿児島を出て43年 長崎 大久保洋子 |
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1999年9月筑摩書房から JIJIBABAの爺婆によるジジババのための おばあちゃんのパソコン指南 発行 |
絵 明珍秀子 |
故郷は福島県の猪苗代で父が趣味で猟をしておりまして農業をほったらかしにしては山に毎日のように通っていました。
母は子供を父の背に括り付ければ山に行かないだろうと子供を父に押し付けて田圃や畑に、、、、、
私が大人に為った頃の父の話、、子供を負ぶって山に入って猟をしていたが鉄砲の音で泣かなかったのは京子だけだ!
5人の子供全部父の背で銃声を聞いていたなんて私達姉妹だけでしょう。。。 頭が悪いのはその時のショックのせいでしょう
春は農家の一番忙しい時、、、なのに父は山に入り熊狩り(当時は猟期)などなくいつでもOK熊は大抵2匹の仔をつれているんだそうです。
仔熊は我が家で乳離れするまで育て業者に引き取られて遊園地などに。 仔熊の面倒は私達5人の子供が見ました。 小林 京子
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● 雪蛍 (綿虫、大綿、雪婆、白粉婆、雪降り虫) |
晩秋初冬の風のない日に林の中を漂っています。 肉眼では羽は見えませんが、カメラに捕らえ、拡大してみました、海の「クリオネ」に似ていますね。 両方とも立ち泳ぎスタイルなのはお腹が重いのでしょうか。 冬はそこまで来ています。 栃木県 吉沢義之 |
● お国自慢の切手遊び |
長谷部さん・飯沼さん・上甲さん・河野さん・松本さん・太田さん reiさん・榊原さん・佐久間さん・佐々木あやこさん・佐々木和子さん 鈴木さん・孝子さん・富阪さん・山田さん・吉沢さん |
● 透
明 遊 び 風に揺れるカーテン ・プレゼントにはオーガンジーのリボンをかけて |
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●らくうしょう(落羽松)の呼吸根 こぶのように見られるのはらくうしょうの根が地上に現れた 呼吸根です。 写真 仙台 佐々木静江 |
連 想 ゲ ー ム 春が来た♪ 春が来た♪ わーい・・ |
絵 明珍秀子 |
● 大正幼年唱歌より 「お客様」 大正5・12 | ||||||||||||||||||
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● おばあちゃんの昔語り (その1) |
着物を着なくなってもう何年になるでしょう、 銘仙やお召し、戦時中はお袖を短くしたり大変でした。 そうそう羽織も随分ながくって、、、 若いころは矢ばねの着物をよく着ました。 夏は絽や紗の着物,、足袋のお洗濯が大変でした。 帯も付け帯がはやった時は、らくになってほっとしたものです。 家族の大勢の夏の思い出にお布団の仕立て直し、 着物をといて洗い、板張りや伸子張り、 大正、昭和の風景すっかり変わってしまいました。 洗濯も大変でした、 浴衣はうすく糊ずけして、乾いたのを霧吹きして 重しをかけて仕上げました。 アイロンは電気でなく炭火をいれて、おこたつも30センチ 四方くらいの置きごたつ、なかに炭火をいれました。 そうそう年中行事に大掃除がありました。 畳を全部あげて太陽にあて天井から床下まで・・。 掃除が終わったしるしの紙を町の見回りのかたが置いてゆきました。 女学校のころ毎晩スカートを布団の下に敷き寝押しをしました。 |
ルビー(87歳) |
● おばあちゃんの昔語り (その2) 天保生まれの祖母に育てられて トキ(88歳) |
私の祖母は1839年(てんぽう10年)生まれ、渡辺崋山が捕らえられたころで、大分は城下カレイで知られた日出藩の侍の家の人。私が11歳まで大阪の浜寺の家で共に過ごした。 祖母は夜、枕元に手燭を置く。歌舞伎で、やの字の帯の腰元が掲げるあの手燭である。 丁度その頃、日本で初めて家庭電化製品が普及し始めた。熱いお茶の好きな祖母は電気で沸かしたお湯は炭や薪で沸かしたお湯より熱い、冷めるのも遅いと好んで電気を使った。 祖母の趣味は花や植木の世話で、桜は黄色いウコン桜、椿は八重の黒椿など変わったものが好き、庭に出ない日は私に字を教える。百人一首や漢語の言葉を教えられた。かるたは天智天皇、秋の田の・・・、から、順徳院、百々しきや、まで必ず読み人の名を呼ばなくてはいけないと厳しかった。 ご飯のときには、さあ、お膳にお直り、・・・と言う。 大正12年関東大震災の時には、祖母の三人の娘(父の姉妹)は皆無事であったが、祖母はメガネをかけて丹念に新聞を読み「東京では焼け出された人はバラックと言うのに住んで居るそうな」と教えてくれた。 漢学の家の娘の祖母の口癖は『過ぎたるは、なお及ばざるが如し』で、私は物心ついた時から耳に染みている言葉であった。 今、青山墓地の一隅に祖母はねむっている、きっと今なら コンピューターおばあちゃん」でしょう。 |
● おじいちゃんの昔語り (その4) 青山今昔 松林廣和(75歳) 表参道在住 |
昭和22年3月15日東京15区は区部23区に移行しました。 広尾から西麻布にかけて左側に日本赤十字社、順心女学園、右側に麻布3連隊(現在東大生産技術研究所)があります。このあたり西麻布ー乃木坂ー青山1丁目まで大きくかわりました。 乃木坂の駅近辺には鉄砲山が在り(恐らく陸軍の実弾射撃場)だったと思います。全山に(みたけ)が茂り、山の中心には塹壕があって水が溜まり、ゲンゴロウ、ヤゴ等がいて子供の遊び場には苦労しなかった。 当時の市電が霞町方面から青山1丁目にむかって通って周辺は谷のような風景で、子供の頃はツクシを取ったり 1部の人は土手でセリを摘んだりして郊外のようでした。 また 青山墓地ではカブト虫、クワガタ、セミ、トンボ、玉虫を取ったり椿の実、ギンナンで笛を作ったりしていました。夕刻になると空に トンボが群れをなして飛んでいました、子供の私は牛車が通り、 その牛のよだれが白く固まった青山通りを、よだれの跡を踏みしめて学校に通いました。現在では、想像もつかないでしょうと思います。 青山1丁目を超えて左側には陸軍大学(現在の青山中学)権田原、右に明治記念館、信濃町駅、慶応大学病院、このあたりは余り変わっていません。青山1丁目から渋谷に向かって東京市外電話局近辺は大きく変わって、間組本社、伊藤忠本社などがあります。 表参道駅については、現在歩道いっぱいの通行者がありますが、ついこの間までは、朝の乗降客も乗る人が2,3人で寂しい駅でした。さらに渋谷方面にゆきますと左に青山学院、右に青山車庫(現在国連大学)裏にまわると下田歌子の実践大学があります。現在のアークヒルズの箪笥町を経て溜池、小生の記憶では東京で初めての自動車練習所が在った様に思います。 昔を思い出しても記憶の糸を手繰れない程変わってしまいました。 |
●おじいちゃんの昔語り (その5) むかしの農村のお月見 栃木県・吉沢 義之 |
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幽玄会社 極楽旅行企画
(改称・幽霊会社 天国旅行企画)
通信 最終号
百年後に完成するサグラダ・ファミリア大聖堂とオーロラを見る企画に応募して下さった皆々様へ 思いがけず沢山のご応募を頂き有り難うございました。 ところが、少し企画が予想と違いまして百年後に到着する為には、本日、出発しなければならない旨が、 幽玄会社・空飛ぶ絨毯から通達がありました。あまりに急な通達で今回お申込みの皆様には連絡が難しく、残念ながらこの企画は中止と言うことになりました、お許ください。 お騒がせ致しました当幽玄会社・極楽旅行企画といたしましては、いろいろと交渉を試みまして、出来るだけ早く次の便を出して頂くようにと、申し入れは致しておりますが、今のところ、絨毯の需要に追いつかない有様だと言うことです。 皆さんと一緒に、現実離れした楽しい夢を見ることが出来たと思っています。生きることは死に一歩づつ近づくこと、その中で 泣くこと、笑うこと、怒ること、哀しむこと、嬉しいこと、悔しいこと、沢山あるのですが、今回の楽しいやりとりで現世の辛さを少しの間でも忘れられた感じが致しました。 人間は夢を見る動物です。どうせ見るなら楽しい夢を見たいし、また見ようと思います。 この次は皆様のご意見も取り入れ、もっと企画を練りまして、手落ち無く執り行いたいと存じます。 佐藤より子 極楽旅行企画さま 通信 最終号拝見致しました。 おやまあ 中止でございますか? なんと 残念なこと。理由は 空飛ぶ絨毯の生産が間に合わないからですか。それなら替わりの交通手段をとりませんか。 一番のお薦めは「1000の風」でございます。皆様せっかく楽しみにお待ちになってらっしゃいますのでぜひぜひ此の案をお取り上げくださいまして100年後の大旅行実現に向けて御検討くださいませ。 ポスターもこのように 立派に出来ておりますから。川端米子 |
2008年9月現在のサグラダ・ファミリア大聖堂の進行状況です。 企画者佐藤より子さまが現状を視察して帰国しました。 円の中がサグラダファミリア教会ガウディの作品の中にある日本人の作品、生誕の門です。 |
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